モンゴルバックパッカー旅続編②。
モンゴルの遊牧民家族とホームステイをしていたたまですが、ホストファミリーとお別れし、一人でモンゴルの秘境温泉へ向かいます。
・モンゴルへの一人旅に不安を感じている方。
・モンゴルの温泉に興味がある方。
・旅の雰囲気を味わいたい方。
Contents
モンゴルバックパッカー旅~温泉はやっぱり最高!~
ホームステイが終了し、ウランバートルに帰ってきたたま。
モンゴルにも温泉があることを発見します。その名も、ツェンヘル温泉です。
温泉が大好きな私ですが、海外で温泉に入ったことはありません。英語でネットで調べるものの、温泉宿の予約サイトのホームページもなく、ガイドブックに載っていた電話番号にも繋がりません。
でも、そこに温泉があるのはたしか!!
ツェンヘル温泉までの行き方
ウランバートル (午前8時発)→ツゥツゥルレグ (午後4時着) 所要8時間
<ドラゴン長距離バスターミナルでチケットを購入。1000円ちょっとでした。>
ツゥツゥルレグから温泉はタクシーのみ。 所要1時間半 片道2000円ほど。
※モンゴルのタクシーは、どれがタクシーなのかとてもわかりにくいため近くのゲストハウスなどで手配してもらう方が良いでしょう。
8時間の長距離バスでは、たまたま隣だったモンゴル人の大学生の女の子と仲良くなりました。
実家がツゥツゥルレグにあってお家は遊牧民であること。ウランバートルの大学に通っていて、一人暮らしをしていること…。彼女は日本のガイドブックにも興味しんしん。
日本から持って行ったお菓子をあげたら、とても喜んでくれました。
ツゥツゥルレグで、何とかタクシーも見つけてもらい、ガイドブックに載っていたAltan Nutag hotspringという宿を目指します。予約もしていないのでハラハラドキドキ…。
1時間半ほど、整備されていない草原の中を遊牧民の姿を見ながら、ドライブ。整備されていないため、お尻が跳ねてかなり揺れます。
いよいよ温泉に到着。
予約も何もなく、飛び込みで行った温泉ですが、無事に泊まれることとなりました。
今日は旅行客向けのゲルで一晩過ごします。
初めて入るモンゴルの温泉は、温度もちょうどよくて気持ちがいい…。旅中はシャワーのみで済ませることが大半ですが、やっぱりお風呂につかるって最高!
天気もよく、温泉地の周りは緑が豊かで馬も放牧されています。
温泉地の周りだからか、水が豊富で、小さな川がいくつも流れている。
言葉が出ないくらい美しい景色に思わず、自分が死んでいるような不思議な感覚を覚えました。この見えている川は三途の川?あれ、私こんな綺麗なところで生きているのかな…?
馬やヤクや牛が、きらきらした川の水に映り込み、やっぱりここは天国なんじゃないかなんて考えたりして。
こんな感覚になったのは初めてでした。
Altan Nutag Camp
1泊夕食、朝食込みで4000円~。温泉は夜、朝ともに入れる。
個室のゲルは鍵付き。周囲は温泉地となっており、他にも宿泊施設はあり。
モンゴルバックパッカー旅~古都カラコラムにたどり着いた~
温泉地から、さて次はどこに行こう…と計画中、モンゴルの個人旅が難しいといわれるゆえんにぶつかったたま。
そう、タクシーを呼ぶにも、周りになにもない(近くの町までは1時間半)のでタクシーに来てもらうのも難しいのです…。
どうしよう…と宿の方に聞くと、他の旅行者に、近くの町まで連れってもらうのはどう?と。
ええ!と不安になりながら、バスの運転手さんやいろんな人に相談すると、15人ほどのモンゴル人団体客のバスの運転手さんが、カラコルム(大きな都市)までなら行くよ!とのことで、一緒に連れて行ってもらいました。
モンゴル人団体グループの方は若い男女グループで、バスの中でも陽気に大合唱。舗装されていない道路でバスが跳ねても大爆笑。言葉は通じないけれど、面白くて、一緒に笑っちゃった。一緒に乗せてもらえて本当によかった。
カラコルム モンゴル最大の滝 Red Waterfall
カラコルムから車で3時間半のモンゴル最大の滝、Red waterfall。
たどり着いた時間にたまたま、滝の上流部で動物たちが遊牧されていました。滝の上部の綺麗な水と、その周りにヤクや羊たちがのんびりと水を飲んでいる姿は、ここでも天国にいるような不思議な感覚を味わいました。
ここで1泊、したのですが、時間帯によって滝の見せる顔が違って3回も滝を見に行ってしまいました。
カラコルム ミニゴビ砂漠
カラコルムから車で約1時間半のところにあるミニゴビ砂漠。
モンゴルの有名なゴビ砂漠に行くのには、1週間ほどかかると言われていますが、ミニゴビ砂漠はカラコルムから車で気軽に行けて、砂漠気分を味わえる場所。
ラクダに乗って、のんびりと砂漠の中を探検することができます。
砂漠から見ると遠くにそびえる山々が中でも印象的で、ダイナミックな絵画の中に入りこんでしまったのかと思うほど広大な景色です。
ドライバーさんは、英語が通じませんでしたが、ボディランゲージと指差し会話帳でなんとかやりとりするのも楽しかった!
モンゴルでは日本の中古車が多いため、「ETCカードを接続してください」といきなり車が話し出すため故障したのかな?とドライバーさんはいつも不審に思っていたんだって。
エンジンかけたら、車が知らない言語を話すんだから、たしかに不安になるよね(笑)
モンゴルバックパッカー旅~お気に入りの宿~
Top tour guesthouse @ウランバートル
モンゴルのゲストハウスはアパートの一角にあることもしばしば。共有スペースが狭かったり、他の旅人と話すスペースがあまりない宿も多いです。
しかし、ここの宿は広いリビングとゆったりとしたソファーがあり、各国から来た旅人と自然に会話が広がる空間。オーナーさんが、女性ということもあり、柔らかい雰囲気を持った明るいゲストハウスです。
〇ドミトリー男女共同 1泊1100円~ ホットシャワーも使用可。
Gaya’s guesthouse@カラコルム
予約もしないで、いきなり訪れたGaya’s guesthouseですが、女性オーナーのGayaさんが明るく迎えてくれました。
明日ここ行ってみたいんだけど…と言うとすぐに手配してくださり、訪れるところもGayaさんファミリーの親戚の家に泊まらせていただけるので、アットホームな雰囲気で普通のツアーとは一味違います。
帰りのバスのチケットを取る手伝いをしてくれたり、気配りも嬉しい。
〇ドミトリー男女別 1泊1200円~ ホットシャワーも使用可。敷地内のゲルにも泊まれる。
モンゴルバックパッカー旅~モンゴルは魅力いっぱい!~
モンゴルの旅では、まだまだ紹介しきれていないモンゴルの魅力や、旅の楽しさがたくさんあります。
モンゴルで撮った写真たちも、何回見返しても素晴らしくて、本当にこんなに美しい所があるんだなあと帰ってきた今でも夢のようです。
今回の記事では、旅について、モンゴルについて、少しでも身近に感じてもらったら嬉しいな。
日本から直行便で片道5時間。航空券を取ってしまえば、旅って現実になるんですよ。
あなたの中の行ってみたい、叶えてみたい、そんな思いを実現させましょう。
さあ、あなたも。
Have a nice trip!
バックパッカー旅の方法が知りたい人のための記事特集!
<入門>
・バックパッカーになる方法
・バックパッカー旅の現地での過ごし方
・旅の魅力5選
<実践>
・バックパッカーの持ち物リスト10選
・女子バックパッカーが気をつけるべきこと10選
<ヒッチハイク>
・ヒッチハイクの魅力
・ヒッチハイクのやり方初心者講座