ネパールも小さな街、バンディプール。
その町は、ネパール一おしゃれで可愛いと言っても過言ではない小さな街。
私、たまがネパールで訪れた、思い出深い街でもあります。
今回は、少し奮発してバンディプールの有名な宿Old innも一緒に街の雰囲気もお伝えしたいと思います。
・ネパールへの一人旅に不安を感じている方。
・ネパールの可愛い街に興味がある方。
・旅の雰囲気を味わいたい方。
Contents
ネパール旅 バンディプールってどんなところ?
ネパールのバンディプールは、中央ネパールに属し、標高1000mの丘に位置します。
昔はカトマンズ盆地と、インドとチベットを結ぶ交易路として栄えていたんだけれど、新たな道が1973年にできたことで、交易路としては使われなくなってしまったそう。
人の往来はその分少なくなってしまったけれど、その当時の古い街並みが今もなお残っていて、近年注目されてきています。
バンディプールへ行くには、首都カトマンズからはバスを乗り換えて、麓の町ドゥムレからひたすら車で山道を登っていく。
山道を30分以上車でのぼると、こんな高いところにも町があるの!?と信じられないような場所に小さな建物たちが現れます。
それは、石畳の上に可愛らしい、ヨーロッパの町並みを思い起こさせる小さな建物たちです。軒先のお店もそれぞれに、お花が植えてあったり、椅子や机もおしゃれ。
昔は道がなかったから、山を越えてここにたどり着いたんだね。
石畳の上では、小さな子供たちが走り回り、ボールを使って遊んでいて。歩いている旅人もちらほら、みな思い思いの時間をゆっくり過ごしてる。
カトマンズからの所要時間は、合計でおよそ6時間。着いたころには夕方で、なんだかゆったりとした夕暮れの時間がそこには流れていました。
バンディプールまでの行き方
カトマンズ~ドゥムレ<ポカラ方面> 約5時間 ローカルバス 約600ルピー
&ドゥムレ~バンディプール 約40分 ローカルバス 約50ルピー
(ドゥムレからバンディプールのバスは1日3本のみ。タクシーなら約500ルピー)
ネパール旅バンディプールの有名宿Old innに泊まってみた!~宿を探検~
ネパール旅では、バンディプールの有名で古いお宿、Old innへ宿泊。
いつもバックパッカー的旅をしているたまなので、泊まる所はゲストハウスが主です。ゲストハウスはもちろん大好きなたまですが、ここは泊まってみたい!と思う所はゲストハウスに限らず泊まってみたいもの。
私の宿を選ぶ基準は、値段じゃなくて楽しさだったり、雰囲気だったり、そこで過ごしたいかどうか。
ゲストハウスに泊まるのも、安くてとっても助かるってのは大きいけれど、一番の理由は楽しいからです。
今回のOld innに決めた理由も、わくわくする外観と、朝食を食べに寄った時のスタッフさんの明るさ、そしてなくしたと思っていたスマホが見つかった嬉しさも重なって、勢いで予約しちゃった!(スマホについては、また最後の章で話すね。)
ではさっそく一緒に宿を少しのぞいてみましょう。
落ち着いた雰囲気の黒や茶色をベースにした古い造りの建物。
宿の中は、庭園、古い骨董品、部屋への階段、ドアノブから何もかもこだわりにあふれています。物語の中に連れてこられたような、統一感のある雰囲気…。
お部屋の中もまるで物語のお姫様になったようです。
ネパールでは久しぶりのホットシャワーも完備。
ネパール旅バンディプールの宿Old innに泊まってみた!~dinner&breakfast~
ネパール旅バンディプールでOld innに宿泊したら、欠かせないのが夕食と朝食を楽しむこと。
Old innの、自慢の庭園で食べることができます。夜になるとライトアップされ、ランプ、椅子、机すべてが調和され雰囲気を作っている、どれが欠けてもこの空気感は生み出せません。
おしゃれって言葉だけでは言い表せない、雰囲気ある空間。
そしてお食事も、量も信じられないくらいたっぷりで、とっても美味しい!
朝食では、大きなボールに新鮮なヨーグルト、パンも食べ放題かと思うほど出してくださり、ヨーロピアンスタイルの美味しい朝食が食べられます。
それまで、ホームステイをしていたため、お腹にとってはまた朝食も新鮮。
夕食では、ネパールの郷土料理ダルバート(豆のスープ)をいただきましたが、味がなんとも優しくて、美味しかった。
たくさんダルバートをいただいたけれど、ここのダルバートは一品でした。
日本出身だとわかると、日本の国旗も立ててくれました。スタッフさんも明るく、オーナーさんは一人一人のお客さんに声をかけてくれます。
こんなに素敵なお家を、さらに素敵なホテルにして長く大切に使う。
きっとOld innも喜んでいるんだろうなあ。
Old inn基本情報
1泊1人10000円前後~ 朝食付き。ホットシャワーあり。
夕食は1000ルピー(約1000円)にて追加可。
ネパール旅バンディプール~スマホをなくした番外編~
ネパール旅でバンディプールは私がスマホをなくし、そしてそれを約6時間後に発見した街でもあります。ここでは少し裏話を。
バンディプールを訪れて1泊した後、バンディプール→ドゥムレとバスを乗り換え、ポカラへのローカルバスに揺られること約2時間…。
あれ!?スマホがない…。
スマホを2台持ちしていた私は、日本用のスマホがないことに気が付きます。
どうしよう…どこで落としたかわからない…。急いで名も知らぬ街で、バスを降り、ドゥムレへ戻るバスを必死で探しました。
焦った気持ちと、どうしようという気持ちが混ざって、彼氏と電話をしながらなんとか心を落ち着かせました。
バスでまた2時間かけ、ドゥムレに戻ったはいいものの、どこにスマホがあるかわかりません。バスの中?泊まったところ?街で落とした?
日本用のスマホにはSIMも入れていないため、位置情報もわからず。
来た道をたどることにしました。
まずは、ドゥムレからバンディプールへの乗り換えたバスへ。バスの中に、スマホはありません。仕方がないので、バスが出発するのを待ち、バンディプールへ戻ることに。
ただ、バスが全然出発しないのです。焦った私は、出発しないバスを降り、ドゥムレの町で何か手がかりはないかと街の人たちに声をかけて、忘れ物センターはないか聞きまわります。
ネパールの人たちは、心配して集まってきてくれました。
でも、乗ったバスの番号もわからない、チケットもないため、手がかりは見つからず。念のため、ポリスレポートをもらおうと地元の警察に行きますが、トラベラーズオフィスではないため発行できないとのこと…
もう、諦めかけていました。
ドゥムレからバンディプール行きのバスに戻ろうと、またバス停に戻りました。最初に待っていたバスはもう出発してしまい、次のバスが停まっていたもののいつ出発するかもわからない…
でも、バスの中にダメ元でもいいからあるかもしれない…
そんな気持ちで誰も乗っていないバスに乗り、座席の下をふと見ると…
座席の下に私のスマホがあったのです!!びっくりして、嬉しくてうれしくて!
なくしてから約6時間。海外でなくしたら、もう戻ってこない、そういわれることが多い中、私のスマホさんは戻ってきてくれました。
これも、たまたま同じバスを見つけられた偶然でした。最初に乗ったバスが早く出ていたら降りていなかったし、見つけられなかったでしょう。
本当にすごいこと。本当にありがとう…!
緊張と、どっと安心感が押し寄せて、ほっとした私。嬉しくて、気になっていたold innを予約しました。
old innのスタッフさんにこのお話をしたところ、見つけられたの本当にすごいことだよ!おかえり!とハイタッチ。その後も何度か話題に。
本当に良かったあ…。ありがとう…。
そんな思い出がある、バンディプールの街です。
*当サイトでは、バックパッカー旅に役立つ情報や、旅気分を一緒に味わえる記事を発信しています。
バックパッカー旅の方法が知りたい人のための記事特集!
<入門>
・バックパッカーになる方法
・バックパッカー旅の現地での過ごし方
・旅の魅力5選
<実践>
・バックパッカーの持ち物リスト10選
・女子バックパッカーが気をつけるべきこと10選
<ヒッチハイク>
・ヒッチハイクの魅力
・ヒッチハイクのやり方初心者講座