徳之島…それは、奄美諸島の一つ。奄美大島からフェリーで約2時間~3時間の離島。
今回の一人旅は奄美大島→徳之島→那覇のアイランドホッピングです。
島旅が大好きなたまですが、せっかくなら…と島ずかんシリーズとして書いてみることにしました。記念すべき第1弾が、徳之島です。
なかなか遠いところに時間を合わせて友達と行けないって方でも大丈夫!この際一人旅デビューもありですよ。優しい徳之島に触れれたら、パワーをいっぱいもらえるでしょう。
・徳之島について知りたい!
・一人旅でも楽しむ方法は?
・島に興味がある人
Contents
徳之島女ひとり旅~徳之島ってどんな所?~
徳之島は、奄美大島の南東に位置し、鹿児島県奄美諸島に属します。
奄美諸島の中では、山も大きく、ダイナミックな島の印象です。
少し奄美大島にも似ているところがあるけれど、遠浅な海岸、岩の断面が丸出しになった迫力のある地形、世界中でただ一人になったかのような広大な海岸と起伏のある地形は徳之島ならでは。
アクセスの良い奄美大島と違い、さらに少し遠くなるため、ザ観光地というより、人々の生活が垣間見れ、また一味違った雰囲気を感じることができます。
海風に吹かれながら、さとうきび畑と海が見える道での原付のドライブも最高な島です。
・鹿児島県大島郡に属し、世界自然遺産である。
・一時期ギネスブックにも掲載された世界最長寿の泉重千代さんの出生地として有名。
・長寿の島、子宝の島、闘牛の島としても知られる。
・徳之島は人口約2万3000人(2020現在)
徳之島女ひとり旅~アクセスは?~
徳之島へのアクセスは、鹿児島県か沖縄県を経由し、フェリーか飛行機にて目指します。
・フェリーでの行き方
<マルエーフェリー、マリックスラインが1日1便交互に出ています>
鹿児島港 17時30分発→喜界島→奄美大島→徳之島平土野港 翌日午後12時20分着
▲所要時間約18時間50分 ¥12680円
那覇港 午前7時発→与論島→沖永良部島→徳之島亀徳港 午後16時30分着
▲所要時間9時間30分 ¥7290円
・飛行機での行き方
鹿児島空港から1時間 ¥20000~30000円
奄美空港から30分 ¥15000前後
※時刻表や運賃はその時々によって変動するため、必ず各社のHPを確認してください。
バスがでてるけど、亀徳港の方が都会なため宿どちらで取るかなど注意してね。
徳之島女ひとり旅~原チャリで島1周に挑戦~
私が選んだ交通手段は原付。
レンタカーだと、一人旅には少し寂しい気もしますが、原付だったら好きな所で止まったり、風を切って走ったり、気ままな旅にぴったりです。
徳之島は、大きな道路が島の円周を走っており、1周することができます。
※以下の画像は、観光協会のガイドマップを引用しています。
徳之島1周は約74km。
原チャリで1周するのは、寄り道をしながらだととても1日では回り切れません。ただ、ゆっくりのんびり旅。1周できなくても、海を見ながらのドライブは本当に気持ちがいい!
喜念浜海岸
徳之島の一番大きな町、亀津から原付で約20分、遠浅の静かな海岸、喜念浜にたどり着きます。
海はきらきらしていて、遠浅ですが、途中から海の色が濃くなり、空とのコントラストも美しいです。
私が訪れた時は遠くにフェリーを眺めることができ、のんびりした静かな時間を過ごせまるでプライベートビーチ!足を少し浸かって歩くだけでも、キラキラした海の世界が楽しめます。
遠浅で約20センチほどしか足を浸けていない状態でも、小さな魚の群れも見ることができました。
ムシロ瀬
隆起サンゴでできた島が多い奄美諸島では珍しく、花崗岩がみられる海岸。ムシロを敷き詰めたように見えるため、この名前がつけられたそう。
傷だらけの岩、自然にできた椅子などと、特徴的に名付けられた岩々がごつごつと敷き詰められている。ビーチともまた違う、海岸に広がる力強い岩たちはいつからそこにいるんだろう。
犬の門蓋
徳之島の写真で初めて見たのがこの犬の門蓋。特徴的な2つの眼鏡のような穴から海が眺められるのは絶景。
ただ、ここだけではなくて、展望台や、展望台左に向かって海岸方向に降りていくと広がっている広大な海岸と、断崖は、まるで地球上に1人しか残されていないんじゃないかとの錯覚を覚えます。
無人島生活を描いた映画「東京島」のロケ地にもなったことには、思わず納得。地球の果てのような不思議な感覚を味わうとともに、展望台から眺めると徳之島はどこか優しい印象でした。
徳之島女ひとり旅~お世話になった宿~
徳之島で今回お世話になったお宿は「ゲストハウスみなとや」さんです。
ひとり旅って、宿によってその旅の充実感だったり、楽しさって全然違ってきますが、みなとやさんは最高の宿でした。
宿について早々、宿のオーナー常さんのお友達島人たちとの飲み会に誘っていただき、カラオケまでご一緒することに…!旅で私が一番好きなのは、そこの土地で暮らしている方々と交流できたり、生活を垣間見れること。この徳之島の旅では島人の方たちとたくさんお話できたことが印象深いです。
中でもお話していて意外だったのは、「島人はあんまり海に入らない」ってこと。身近にあるとあまり行かないのかな?私だったら毎日入りたいけれど!海に入るとしても、涼しくなった夕方からだそうです。
みなとやさんのおじちゃん、常さんはガイドもやっていらっしゃり、常さんにガイドしていただくと、アマミノクロウサギやとっても貴重なケナガネズミ、ハブの捕獲を一緒に見ることができました。
何と短時間の内でこんなに見ることができるのは、珍しいみたいでとてもラッキーだったみたい!なんだか徳之島が歓迎してくれているみたいですごく嬉しかった。
同時期に泊まっていたお兄さんとも仲良くなり、常さんも一緒に3人でご飯も。たまたま、その時期に、たまたま徳之島で出会ったってとってもすごいこと。旅はいつもどんな出会いがあるのか、どんな景色が見えるのか偶然で成り立っています。だから、やっぱり旅は面白い。
・ゲストハウスみなとや🚢 <徳之島 亀徳>
1人1泊3500円~個室。
エアコン、テレビ各部屋にあり。綺麗なお部屋。トイレシャワーは共同。
亀徳港の近く。とても暖かいオーナーさんで送迎までしていただきました。
徳之島女一人旅~ダイビングにも再挑戦!~
大学3年生の時にタイで挑戦したダイビングライセンス。プール講習はなんとか乗り越えたものの、全く下が見えない海洋講習で怖くなり挫折してしまいました。
でも、徳之島に着いた瞬間、またやってみよう。そんな気持ちになりました。
明日明後日の急な体験ダイビングは、やっぱり難しく最初の2件に断られてしまったものの、最後の1件で電話をかけたHappy few divingさんにお願いすることができました。
タイの1件でもうダイビングに挑戦することはないだろうと思っていた私。
最初はドキドキ、これで潜れなかったら本当に一生潜ることはないんだろうなと覚悟を決めました。
ダイビングがはじまると最初は怖かったけれど、徳之島の美しい海は私を柔らかく包み込んでくれました。
少し、狭いサンゴ礁を抜けて広がっていたブルーとも水色とも表現できないキラキラした青い透明の海を見たとたん、ほっとして安心したのです。目の前のサンゴ礁や、クマノミとイソギンチャク、小さな魚たちと、上から差し込む光と海にすぐに夢中になった私。
気が付いたら、7.8m、潜れていました。戻る時には、え?もう戻るの?もっと潜っていたいよ~!と思うほど。海を上がった時には充実感と満足感でいっぱいでした。
海の新しい世界を教えてくれた、徳之島とインストラクターの秋さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
徳之島女ひとり旅~大満足の3日間~
3泊4日だけじゃまだまだ足りない!知れば知るほど面白く、島人たちの優しさにも触れた徳之島の島旅。
いつの間にか徳之島が大好きになっていました。
迫力ある自然と、やわらかく美しい海と、優しい島人たちがいる島、徳之島。また帰ってくるね。
たまの島ずかん①も、締めくくりの時間がやってまいりました。ここまで読んでくれてありがとう。
Have a nice trip!
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