読書法で良い方法はないかと、悩んでいるあなた!
”本を読んで満足”していませんか?今まで読んだ本の内容、思い出せますか。
読んでそのままにしてるって?
それ、めちゃくちゃもったいないです。
極端な話、本は、忘れてしまっては「読んでない」のと一緒。
せっかくその本を読んだなら、自分のモノにしたいですよね。
今回は、たった4つのことを意識するだけで、読んだ本を自分の成長につなげることができる読書法をご紹介します!
読書法Ⅰ、本は絶対に、買おう。
読書法Ⅱ、本に付箋やマーカーを多用しよう。
読書法Ⅲ、本に、感想メモを貼り付けよう。
読書法Ⅳ、本を読んだ後も、何度も見返そう。
この記事を読んで、本を自分のモノにできる読書法を身に着けたあなたは、
本を自分の糧にして、よりいっそう成長することができるでしょう。
・読んだ本の知識を、しっかり身に着ける読書法が知りたい人。
・効率のよい読書法を、知りたい人。
・本をなんとなく、読んでる人。
Contents
読書法Ⅰ本は、絶対に買う。そしてその本と友達になろう。
読書法その1、本は絶対に買うべき。
本をあなたは、買う派?それとも友達や図書館から借りる派ですか?本屋さんで立ち読みで済ませてるなんてことない?
本を自分のモノにするためには、その本と友達になることが必要です。(友達になるとはどういうことか?は、最後に明らかになりますよ)
借りた本と自分で買った本、どっちが愛着がわくでしょうか。
どっちを、大切にしたいと思いますか。
きっと、自分で買った本ですよね。本の気持ちにもなってみてください。やっぱ、買ってくれた持ち主さんのが、友達になりたいよね。
本当にその本をモノにしたいなら、本は借りるべきではありません。買うべき。
お金をかけて買うということは、自分の意識の中でも”お金をかけたんだから、この本から何か学ばなきゃ!”という意識も生まれます。
人って学ぼうという意欲がなきゃ、なにも学べません。高校生の時の授業を思い出してみてください。
自分が興味がなかった科目って授業にでていてもほとんど頭に残っていませんよね。
好きな教科は、よく授業を聞いていた。同じ50分の授業でも密度が全然違うことがわかると思います。
つまり、自分の意識によって、同じ本からでも学べる量は格段に違ってくる。
まずは、本を買うことから始めてみてください。当たり前のことに思うかもしれないけど、大事なこと。
面白くない本、難しいと思った本は、寝かせておいてもいいんですよ。
時がたつと、人間は考え方、感じ方も変わってきます。
今読んでみて難しいと思って途中で諦めてしまっても、いつか自分がその本を読めるくらいに成長する時がきます。
その時、成長を感じられるきっかけにもなるんです。
立ち読みで済ませた本は、その程度の意欲で読んだ本。自分で買った本は、自分の意思や、思いを含んでいる本。
本と友達になる初めの一歩はまず”買う”ところから。
読書法Ⅱ本に付箋やマーカーを多用する。そして書き込む。
読書法、その次は、せっかく買った本を、活用すること。
買った本は、見た目まで自分のモノにしちゃいましょう。
え?きれいなままで保ちたいって?きれいなままにする理由はなんですか?
そうなんです。
せっかく買った本なら、自分が感動した言葉、忘れたくない部分、未来の自分がきっと必要とするであろうことば。
全部マーカーで引いちゃいます。それぞれの重要度や、目的によって色を使いわけてもいいですね。
私は、ピンクが一番目立つ色だと思っているので、最重要な所はピンクでマーカーをひいています。
そして、あとからでもわかるように、特に大事だと思うところには、ポストイットなどの付箋も貼っておきましょう。
ハイ、これだけで自分だけの本ができましたね。
好きな三冊です。(王道ですね)
マーカーは気になったところ、忘れたくない所に引いています。
付箋にコメントも書いたりします。
せっかく出会った本だから、中身も、外見も、自分テイストにしちゃいましょう。
読書法Ⅲ本に、感想メモをはりつける。
読書法、その3は、本を読み終わった後のちょっとした行動について。
みなさんは、読み終わったら、どうしていますか?
カワウソくんみたいになっていたら要注意!!!
その本を読んで全体的に自分がぼんやりと思ったこと、感じたことってあるはずです。
今の自分には難しかった。とか、この筆者の生き方がカッコいいと思った!とか。面白くなかった…でもいいんです。
だれも”読書感想文”なんて求めてはいません。
誰も自分以外見ないから、未来の自分にそっとメッセージを足跡として残しておこう。簡単でいいので、日付とともにね。
そして、それを、本の最後のページに貼り付けておきましょう。
未来の自分がまたその本を訪れたとき、道しるべとなります。
例、たまの一言感想付箋(自分だけが意味がわかればいいんです。半年前に書いた私の感想もなかなか変です笑)
読書法Ⅳ本を読んだ後も、時々、マーカー部分を中心に見返す。
読書法も、最後になりました。次は、本を見返すということ。
このグラフは、エビングハウスの忘却曲線というグラフ。
無意味な音節を記憶してから忘れる割合と時間を表したものです。
だいたい、本に書いてあることって意味があることですから、このグラフまで極端ではないものの、人間は時がたつにつれて物事を忘れてしまうことは必然的とわかると思います。
人間は忘れる生き物。どんなにその言葉に感動しようとも、悲しいことに忘れてしまいます。
しかし、このグラフ、一工夫でグンとその後の記憶を変えることができるんですよ。
エビング曲線。ピンクの部分を見てね!
ピンクと緑の線の違いは繰り返したかどうか?です。
忘れるのは、当たり前。天才だったら別ですが、そんな人は一握り。
私も、凡人なので、繰り返さないと忘れます。
この前もやったのに、また間違えたのか!なんて自分に呆れ返ることもしょっちゅうです。でも5回目とかになってくると、間違え率も格段に下がってくる。
そして、問題を解くスピードも上がってくる。
大事なのは、いろんな所に浮気せずに、自分が信じた問題集を繰り返し解くこと。
つまり、短時間でいいので、繰り返すことで記憶に定着するんですね。
私が塾講師のアルバイトをしていた時、いつも、その問題と友達になるまでやろうという言葉を使っていました。
初対面の人と友達になる時って、会う回数が増えれば増えるほど、”親近感”がわきますよね。
これを医学的には”単純接触効果”と言うんですが、勉強や、本においても同じ。友達になれるまでに会う回数は人それぞれだけど、それは気にしなくていい。
初対面で終わっちゃう人が多い中、その本と友達になれたってことは相当な強みなはずです。
単純接触効果…繰り返し接することで、好感度や印象が高まる効果のこと。
恋愛にも使えるかも!笑
初めに言っていた、”本と友達になる”というのはこういうことなんです。初対面で終わらせた本たちとは、まだ友達になっていないはず。
さすがに、本を5回読め!とはならないですが、読んだ本、そのままにしていてはもったいない。
自分の本の中でマーカーで引いた部分や、付箋を中心にたまに、見返してみてください。
少しの時間でいいんです。一回読んでいるから、10分、15分もかからないでしょう。
1週間後、1か月後に本を見返してみてください。この小さな積み重ねが、自分の知識や思考の一部になっていきます。
そうして初めて、その本をモノにしたと言えるのではないでしょうか。
読書法にたどり着いたわけ。|あとがき
4つの読書法、いかがでしたでしょうか?
私は、年間で150冊以上は読んでいたほど、中学、高校生の時は本の虫でした。(小説が多めでしたが)
この読書法は当時行ってなかったのですが、量でまかなうという感じ。
しかし、大学に入ってから、他の楽しいことも多く、本を読む機会が少なくなってしまいました。
量が読めないなら、質を上げよう。せっかく読んだ本を自分のモノにしたい。そういう思いでたどり着いたのがこの読書方法です。
特にビジネス書を読む機会が多くなった今、この読書法はとても良いなと実感しています。
これらは、すぐに実践できる4つのこと。ちょっとした、積み重ねが、さらにあなたの成長を加速させるでしょう。
せっかく出会った本たちを自分のモノにして、みなさんがさらに成長できますように!
ではまた。Have a nice day!
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続々と更新していくので、お楽しみに!
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